Windows95の登場に伴い初めて富士通製パソコンを購入した。そのころから日本語変換ソフトはジャストシステムのATOK(エイトック)とマイクロソフトのMS-IMEを使うことが出来たが、当時のMS-IMEの変換効率は酷いものでやはり日本製のATOKには敵わなかった。しかし、その後マイクロソフトオフィスがシェアを伸ばすに伴い、MS-IMEの変換効率も上がってきて、それが事実上のディファクトスタンダードになってからは仕事でも家庭でも自然とMS-IMEを使っている状況が続いていた。
仕事でパソコンを使わない日は皆無だし、家庭では趣味でブログをほぼ毎日作成している。しかし最新バージョンのマイクロソフトオフィス2007に付属するMS-IMEでさえストレスや不満を感じるが、そういうものと割り切って使用はしているものの、やはり文字入力作業の効率の悪さに少々辟易した日々が続いていた。
ところが最近の携帯電話の日本語変換ソフトは変換した語句を忘れないし、入力のクセを覚えて予測変換をしてくれるために非常に使いやすく感じていた。それがATOKなのだ。ならば、これほど生活でパソコンを使用するのだから、少しでもストレスや不満を解消するべく約10年ぶりにATOKを使用してみることにした。ATOKは単体製品の販売もあるが、ここは賢く抱き合わせ製品がお得で、先日紹介した花子2008とATOK2008のバンドル製品を購入して最新版を導入したのだった。
インストール時にMS-IMEで単語登録された言葉もきちんと引き継いでくれるし、特に初期設定の必要もない。さっそく使い始めると、変換効率はやはりATOKの方が優れていることは直ぐに解る。同音異綴語は必ずしも一発で正しい単語を選んでくれないこともあるが、それ以外の一般的な文章だと大抵一発で正しく変換してくれるので、 無駄な再変換をすることはあまりない。前後の文脈から正しい漢字候補を選択したり、使い込むほど一度変換したことを憶えて忘れない。過去の変換から予測して入力候補を自動的に教えてくれたり、入力の負担は大きく減らすことが出来る。まるでこのソフトは生き物のようだ。この辺が日本語の文章を長年にわたり研究し続けてきた積み重ねを感じ、円熟の域に達している日本語のための日本製のソフトに感謝するところである。まだまだ使いこなしていない便利な機能もあるようなので、勉強して快適な入力作業にして行きたいと思う。
MS-IMEでは変換したことをなぜか憶えてくれなかったり、直前の変換が候補の並び順に反映されないことがほとんどでイライラしたものだ。いかにMS-IMEがおバカさんだったかということを思い知らされている。
また、MS-IMEにも変換時にその言葉の意味を教えてくれる機能があるが、ATOK2008では様々な辞書を追加出来るので、その精度は比較にならないだろう。国語辞典、広辞苑、英和、和英辞典を始め医療やマスコミ用などの辞書パックがあり、辞書を引くよりもパソコンの変換で言葉を調べた方が便利に感じるかも知れない。この辺も日本製のソフトの面目躍如といったところか。
文字入力作業はキャリアに関わらず誰でも行わざるを得ない作業だし、特に初心者がパソコンを学習する上で大きなハードルの一つです。ぜひみなさんもATOKを使って、負担を軽減させる快適な日本語入力環境を手に入れてみてはどうですか?
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